ポートレート初心者でも素敵に撮るっ!プロ写真家が教えてくれたコツ!
こんにちは、どらみです! (2018.10 31 使用カメラ、レンズ等の説明追加。一部修正いたしました)
少し大きくて 重たいな・・と思いながらも、今はデジタル一眼レフカメラで写真を撮るのが楽しくてたまりません!
(モデル猫:隊長くん 栃木市 中西家 在住)
(モデル猫:隊長くん 栃木市 中西家 在住)
このブログを見てくださると わかるように、写真が多いですよね?^^; 説明手順のように もう少し小さな コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で 撮った写真も使っていますが、ふわっとした花写真や、旅先で 素敵だな、と目にとまったものを 一眼レフで撮り、ブログにもアップしています。↓ こんな写真、私のブログに いっぱいありますよね~(^^;)
Contents
- 1 ポートレートは まったく初めてだった!
- 2 ポートレート講座、受講前の準備
- 3 いよいよ受講当日! プロ写真家のポートレート講座!
- 4 撮影前に プロから教えてもらった大切なこと
- 5 ポートレートは、いい表情を引き出せるか?にかかっている!
- 6 撮る側、撮られる側・・・共通の想い
- 7 まず最初に ゴールを決める! どんな写真を撮りたいのか?
- 8 状況を設定する
- 9 モデルさん(被写体人物)と その場で信頼関係を築くには?
- 10 ポートレートは 背景から決める
- 11 モデルさん(被写体人物)の立ち位置(座る、横になる・・etc.)を決める
- 12 明るさチェック
- 13 室内撮影・・・・カメラのマニュアル設定
- 14 まとめ
ポートレートは まったく初めてだった!
花や旅先の写真は、かなーりたくさん撮ってきたのに・・・
たまに、家族や 同窓会で友人たちを撮ることがあっても・・・
それは 👜バッグに収まる、小さな 1インチコンデジで 撮るくらい。
難しそう、敷居が高そう・・・ ポートレート、憧れはあったけれど、避けてきたんですね、私(^^;)
でも、人を撮るって やってみたい。 人を 素敵に撮ってみたい・・・
その気持ちが、なんだか ふつふつとわいてきて、 いつやるの?
動けるうちに。。。 今でしょ!!!!!
で、、以前から 気になっていたプロ写真家先生の ポートレート単発講座をみつけ、
日程も大丈夫そうで・・・ 即、申し込みをいれたのでした。(むぼーとも いふ^^;)
申し込みしてから、事前に先生に メールで質問できたのもよかった! 手持ちのカメラ、レンズなどもメールに書いて、新たに買い足す必要があるか? なども質問。 先生から ポートレート用に 新たに買い足す必要なし、と お返事。ほっ!
ポートレート講座、受講前の準備
受講前日。私なりにいろいろ考えて 持参するカメラ、レンズ、バッテリーはフル充電にして準備。
手持ちのカメラ、レンズは CANON。 どっちにしようかな? と考えた末、APS-C センサーサイズ(また別な記事 書きますね)の Canon Eos 80D (カメラ)と、 焦点距離は室内撮影だから だいたい50mm- 80mm あたりで良いかな?
手持ちレンズ、単焦点 50mm F=1.4 結構明るいレンズ。( → これを Canonの APS-C センサーサイズのカメラにつけると、実際の焦点距離は 表示の1.6倍。つまり 50✕1.6=80mm で 撮ることになる。)
単焦点レンズなので、ズームはできない。焦点距離を動かせないレンズを 「単焦点レンズ」という。 ファインダー(または液晶画面 ライブビュー)を見ながら、自分の撮りたいイメージになるまで、被写体に近づいたり 離れたり・・ 撮影者自身が動く。
もう一本は、少し重たいけれど、24mm-70mm F=2.8 の Canonの標準ズームレンズ。 このレンズは24mmから70mmの間なら、自由にズームできる。 単焦点レンズほどまでの明るさはないけれど(上記のレンズ、F=1.4に比べて)、ズームしても 絞り開放 F値は どこでも 2.8。明るさは強み。引き換えに重さとお値段が弱み。(^^;)
いよいよ受講当日! プロ写真家のポートレート講座!
そして いよいよ当日。ドキドキワクワク! 初めての会場、地図を片手に 無事到着!
参加人数は 5名
ん? わ、私以外、皆さん 男性~~^^;
プロ先生登場前に、参加者同士、カメラ、どのレンズですか? などと ちょっと言葉を交わしたり・・。
はい、ここで 先生登場~~~!!! モデルさんは まだ・・です。
撮影前に プロから教えてもらった大切なこと
簡単な自己紹介のあと、プロ写真家の先生が 実演を交えて 撮影前にレクチャーしてくださいました。
この先生は、もちろん 何でも撮影できますが、中でも ファッション系のポートレート、ポスター、女優さんや ミュージシャンのポートレート、雑誌、CDジャケットなど、特に「人を魅力的に撮る」ことが得意で、長年お仕事してこられた方。
ポートレート講座、この先生に出会ってよかった! 先生が「人」を撮る時に大切なことの説明を始めました。
みんな ノートや手帳を取り出し メモメモメモ・・・私も なぐり書き風だけど とにかくメモ!
ポートレートは、いい表情を引き出せるか?にかかっている!
プロのモデルさん、男女の俳優さん・・・・ ルックス、お顔も 美しい方が多いですよね。
だけど・・・ 先生いわく、 撮影した写真をみて、
「あー、このモデルさん、かわいいねー、きれいだねー」
それだけで終わっちゃう写真が とても多くて残念!!! とおっしゃる。
プロフォトグラファーという方たちが撮っている、ファッション誌などのポートレートでも
「きれいな人が、きれいな服をきています」 はい、終わり。 っていう写真が すごく多い。
皆さんには、そういう写真ではなくて・・・
「一枚の写真から、何かが 伝わる写真、ストーリーが浮かんでくる写真」
そういう写真を 撮ってほしいな、と思うんですよね。
それには どうしたらよいか?
モデル(被写体、撮られる側)さんの表情、いい表情を引き出すには、相手の感情を動かすことが必要!
表情 = 感情から 出てくるもの
だから・・・こういう表情を撮りたい、と思ったら、その感情に どっぷり入り込んでもらう必要がある。
撮る側、撮られる側・・・共通の想い
たとえ 初対面でも・・・時間が限られていても・・・
撮影する側は、被写体の人物から いい表情を引き出して いい写真を撮りたい!
撮られる側の モデルさん(被写体)は、 せっかくなら、魅力的な写真を撮ってほしい!
両者に共通する想いの キーワードは 「いい写真」!
まず最初に ゴールを決める! どんな写真を撮りたいのか?
モデルさん(人物)を、どんな風に撮りたいのか? プロモデルさんを撮影する場合は、撮影する側が決める。
たとえば、「かわいく」撮りたいなら? → 「かわいい」イメージから連想されるキーワードは?
★ ナチュラルな かわいらしさ
★ ふんわりした
★ キラキラした など
「カッコよく」撮りたいなら? → 「かっこいい」イメージから連想されるキーワードは?
★ きりっとした
★ クールな
★ 強さのある など
これらの キーワードを モデルさんに 直接 言葉として伝えながら撮っていく。
撮影する側は、そのキーワードを写真として形にしていくために どうしたらよいかを、ここで考える。
レンズ選び、明るさをどうする(露出の設定)、どういう光(順光、逆光、サイド光、半逆光など)、絞り、ISO感度、シャッタースピード、ホワイトバランスの微調整で色合いをコントロールするかどうか? など。
イメージを実現させていくための、撮影上の設定、技術面を判断、試しながら撮っていく。
(モデル:おんださやか さん)
状況を設定する
さて、どういうイメージで撮るか・・を決めたら、モデルさん(被写体人物)に、先ほどのキーワードだけでなく、
可能な限り、細かく具体的な状況設定を わかりやすく伝える。
たとえば・・・(ここは 白い壁の室内スタジオだけれど)ディズニーランドに、大好きな彼と遊びにきている。
次は どのアトラクションにしようか? 楽しいね、ワクワクしてるね・・・ そんなイメージで 撮りたいと思ったら・・・
モデルさんに ディズニーランドに 大好きな彼と一緒にいて・・・ その気分になってもらう。
その状況に どっぷりと感情移入してもらうためには・・・・
(モデル: おんださやか さん)
いわゆる ペルソナ設定・・・・自分は今 何歳で どんな色、デザインの服が好みで、好きな食べ物は これこれで・・
一方、彼氏は何歳で、学生さん? それとも仕事している? どんな仕事している? 髪型は? 背の高さ、体型は?
彼と付き合って どのくらい? 付き合い始めたばかり? それとも もう何年もおつきあいしている?
(モデル:おんださやか さん)
自分の家族構成は? 彼の家族構成は?
撮影する時、実際に彼がいなくても・・・彼は 隣にいる? それとも 向かい合わせに立ってる? 座っている?
→ 人が隣り合っている時と、向かいあっている時では、目線が異なるから こういう細かいところも 重要!
さらに・・・ これらの 細かい状況設定をことばにして モデルさんに伝える時、
撮影者自身が 自分で設定した状況に徹底して入り込んでいないと 伝わらない!
(モデル:おんださやか さん)
楽しい表情を撮りたいのに、声のトーンが低かったり 暗かったりしたら、モデルさんは 楽しい気持ちになれない→ 楽しい表情にもなれない。
集合写真で あるある! の、「チーズ!」「はい、笑って~!」 といったところで、モデルさんは 笑えない。
モデルさんは、撮影者の表情、感情に 常に「一歩遅れて ついてくる」 → 撮影者の声、口調、表情に「一瞬 遅れて つられる」
だから・・・撮影者本人がその感情、表情に「なりきる」ことが大切。 ちょっとシリアスでクールな表情を引き出したければ、ニタニタしていてはダメ! 自分から シリアス、クールな声、表情で 声かけしていく。
モデルさん(被写体人物)と その場で信頼関係を築くには?
先ほど書いたように「笑って~!」など 普通に 声かけしたのでは 相手の感情は動かず、結果 よい表情も引き出せない。
よく、やりがちな、撮影しながら「昨日は何とかかんとか、、今日は暑いねー」などという世間話はいらない。
世間話では「感情」を動かせない!
(モデル:おんださやか さん) → もう少しISO感度を上げた方がよかったな~! サイド光 →右側から。)
モデルさんに「かわいいね~!」「きれいだね~!」 と ホメ言葉を 単純に連呼しても、たいした効果はない。
「お! それ(その表情、アングル)いいな~!」「おぉ、すごいな~!」 など、言葉かけながら、撮影者は いろいろなアングル(ローアングル、横から、斜めから、少し上から、正面から・・)、時にカメラを構えたまま、モデルさんに ぐっと寄る! → 一瞬緊張感が走り、スイッチが入って 表情が変わる。
その後、いわゆる「引き」(被写体から 離れる)で撮り、緊張が和らいだ表情を引き出せる(かもしれない)。
連写、といっても、撮影姿勢を変えずに 同じアングルばかりから シャッターを切っていると モデルさんは飽きて 疲れる。
(モデル: おんださやか さん)
ほめ言葉より「連写」。 モデルさん(撮られる側)は、シャッター音に とても敏感。
一枚撮っては、カメラの画像データを確認。 うーん、 ちょっとこれは?・・なんていう態度をとると、モデルさんは、「自分がダメだったから いい写真が撮れていないんじゃないか?」 と不安になる。
モデルさんを 撮影者側の都合で 不安にさせてはいけない!
良いカットが撮れたら、一段落したところで、モデルさんにも カメラの液晶画面など見せて 安心してもらう。 モデルさんの意見、感想をもらうのも このタイミング。
大量に撮影したデータ確認は、撮影後、モデルさんの 「いないところ」で 自分ですること!
(モデル:おんださやか さん)
ポートレートは 背景から決める
さて・・・実際に モデルさん登場! (拍手! 今回のモデルさんは 女性2名。若いerykaちゃんは、モデルデビューしたばかりの初々しい10代後半! もう一人は プロモデル歴 数年の さやかさん。美しい!)
(モデル:eryka さん)
(モデル: おんださやか さん)
撮影者が設定した ゴール(誰を どのように撮るか?)と、どんな状況設定をしたか? を モデルさんに伝える。
室内スタジオ、屋外にかかわらず、まず 撮影者は 自分のゴールとする写真を「どこで撮るか」背景を決める。
背景から決める理由は・・・モデルさんには動いてもらえるけれど、背景は 動かせないから。 何を背景にして、人物以外に「何を入れるか」「何を入れないか」 を最初に決める。
使いたい小道具等があれば、用意して どう使うか 瞬時に考えながらモデルさんに伝える。
(例: 今度、引っ越しすることになった。 新しいマンション。
これは、海外のおしゃれな家具のカタログ。 この本を見ながら、新居のインテリアを想像しているところ。ナチュラルな北欧家具もいいな~! でも このイタリアのデザイナー、赤い椅子もアクセントになるかな? ワクワク家具を選んでいる・・・というストーリーを私が彼女に伝え、撮影した2カット。→もちろん ボツにしたカットが はるかに多い!^^;)
とにもかくにも・・・状況設定は 細かく 具体的、リアルなほどよい!
写真は 横位置で撮るか、縦位置で撮るかによっても、イメージが がらりと変わることがある。可能なら 両方試すとよい。
↓このカットは縦位置に変更。少し重たい本だけれど、顔の近くで実際にページを繰ってもらいながら撮影。
(モデル:おんださやか さん)
モデルさん(被写体人物)の立ち位置(座る、横になる・・etc.)を決める
背景を決め、使う小道具なども決めたら、実際に 背景のどのあたりに モデルさんを入れるか、考えて伝える。
ポートレート撮影は、テンポが大事!
へんに間があくと、モデルさんも やりにくいし、感情移入もスイッチが切れてしまいがち。
素早く シャッターを切りながら 声をかけ、構図は 連写しながら 自分で探すこと。最初から構図を考えて モデルさんを配置しても、「モノ」じゃないので、 そこで よい表情を出してもらうのは 難しい。
連写のシャッター音で、モデルさんは「あ、連写してくれている。うまくいっているのかな?」と感じ、テンション上げてくれることが多い。 テンポよく シャッター切る音、リズム・・・大切にすること!
明るさチェック
モデルさんを疲れさせないこと。 不安にさせないことが とても大切。
本格的に 数十枚のカットを撮影し始めたら、いちいちデータチェックなどしないこと。
けれど、撮影開始前、その場所で 光、明るさ(顔が真っ黒になったりしたら✖ですよね^^;) が 自分のイメージ通り、イメージに近いか? をチェックすることは必要。
それで、あらかじめ、モデルさんに「明るさチェックしますね!」と声をかけ、自分のカメラ設定で モデルさんの肌色や髪、顔のパーツなどが 思い通りに撮れるか、1枚、もしくは、素早く設定を変えて もう1枚。
これでよし、いけそう! と思ったら、
「それでは・・・」と 設定した状況を ふたたび言葉、センテンスに変えながら 声かけし、アングルや距離感なども スピードに変化をつけて、撮影を進める。
室内撮影・・・・カメラのマニュアル設定
室内でポートレートを撮影するときには、部屋のどの場所、どういう光が入る場所で撮影するか?
今回、ストロボは使っていない。
カーテン越しの自然光で撮る場合と、 窓から離れた 少し薄暗い場所で撮る場合・・・ 当然、カメラ側の明るさ設定を変えないと、モデルさんの顔は シルエットのように 真っ黒になってしまう。
屋外は また条件が違うけれど、室内ポートレート撮影では、 普段私が使っている「絞り優先=Canonでは Av モード」は、ほんの少し カメラの角度を変えただけで、画面が真っ白になったり、逆に黒くなってしまったり コントロールが難しい。
ゆえに、「M モード = マニュアル設定」で ISO感度、絞り、シャッタースピードを 自分で 細かく設定する ワザを覚えてください、、と。。
1. (Canon 80Dの場合) まず M(マニュアル設定)モードに ダイアルを動かす。
2.右上部にある、小さな ISO ボタンを押す。
3.小さなボタンの レンズ側、ギザギザダイアルを回して、ISO感度を設定する。明るさチェックして OKと思えば そのISO感度で。
ISO感度は、最低100 の時、もっとも画質がよい。カメラの性能によるが、数字を4桁、5桁・・大きくすると、フラッシュなしで、暗所でも撮影できるが、上げすぎると 画質が ざらざらと粗くなるので注意。 明るさ確保できる範囲で、低めに抑えるとよい。
( ↑ ISOボタンを押した後、ギザギザダイアルを回して、ISO 640まで上げてみたところ)
4. 私はカーテン越しの自然光で撮る際、明るさチェックて、ISO 160 に設定。 絞り(F値は、 モデルさんを モノクロで ふんわり撮りたい・・ので 標準ズームレンズの開放2.8から 2段絞って F=3.5に。 被写界深度(ピントの合う範囲)は かなり浅く、手持ち、マニュアルフォーカスなので、撮影はピンボケになりがち。
腕の両脇をしっかりと締めて、ブレを防ぐ。 (↓ 表情はいいけれど、やっぱり ピンボケ~!^^;)
(ISO 160 絞り F=3.5、シャッタースピード(SS) 1/60秒、露出補正なし。 モデル:おんださやか さん)
( この場所は、窓から遠く離れて光が弱く 薄暗い。 先生に質問し、ISO感度を 1250まで上げる。 他の設定は変更なし)
モデル:おんださやかさん。 先生の課題:カッコイイ イメージで撮る! の実習編)
(モデル:おんださやか さん)
(モデル: おんださやか さん。 フェンスの向こう側に移動したモデルさんを 好きなイメージで撮ってみて、という課題。数種類撮って・・・ ピントと位置がむずかしいけれど、私の一枚は これ・・)
まとめ
ポートレート講座を初めて受講。かつ、ポートレート撮影そのものが、本当に まったく初の体験!
冒頭のレクチャーの時、いきなり カメラを構えた先生が笑顔で 「好きな食べもの 何?」ぐいっと近くに迫ってきたとき、とっさに「ヨーグルト!」と答えた私。(^^;)
他の参加者さんにも見られたようだけれど・・・先生いわく、「僕、今、ひとことも 笑って!・・なんて 言ってないでしょ? だけど、好きな食べ物は? と 自分もニコニコしながら カメラ構えたら、「ヨーグルト!」って 彼女(私)、自然に口元がゆるんで 笑顔になってたでしょ?
好きな食べ物・・・一瞬 頭に思い浮かべたから 自然に笑顔になったんだよね?」
うーん、そういうことなんだな~!
(モデル: eryka さん。伝えたストーリー: 彼と過ごした 楽しい時間。次に会えるのはいつ? メール送ったんだけど、まだ返事がこない。 私たち 大丈夫・・よね? 少し心が揺れている。)
逆に やらない方がよいこと。 撮影者自身が「あ、このニャンコかわいいね~!」 と喜んでモデルさんに 声かけしても、
もしも・・・モデルさんが ニャンコは超ニガテで、ワンコなら好きなのに・・・ というような場合もあるからね・・
撮影者が 勝手に同意を求めるような 声かけは あまりよくない・・・と。
ポートレート撮影で やってはいけないこと → 上にも書いたけれど・・モデルさん(被写体になる人物)を不安にするようなことはしない。 撮影途中に自分だけで データチェックして、うーん・・・などと 首をかしげたり。これ ダメ!
撮影者は 自分の技量の至らなさを反省するつもりで 口をついて出てしまいがちな言葉。でも、モデルさんには そう聞こえない。モデルさんは、自分がよくないので 撮影もうまくいかないのだ・・と 自分に責任を感じてしまう。撮影に関しては、撮影する側が全責任を負う覚悟で!
ポートレートは、カメラやレンズの善し悪し、技術よりも、まず 「メンタル」の大切さを知ることが重要!
「自分のイメージ通りに撮る」ためには、 どうしたらよいのか?
技術の話は その次!
私は、撮った画像を先生に見せて どうでしょう? と 質問したら・・
「どの写真が いいか?」 → 答えは あなたの中にある。
あなたが 自分で「これ!」と思った写真が
あなたにしか 撮れない写真。
確かに 同じ二人のモデルさんを 5人の参加者が同じ時間の枠内で撮影したのだけれど、
参加者同士、写真を見せ合うと、本当に 視点、撮り方、色、個性が まったく違う! おもしろいな~!
目から うろこ・・・・何十連発でしょう?^^;
まだまだ修行だけれど、自分の備忘録もかねて この記事を書きました。
講座を主催してくださった先生、アシスタント女性、モデルさんたち、参加者の皆様に 感謝!
最後まで ごらんいただき、どうもありがとうございました。💕
☆ 今回、ポートレート撮影で、私が実際に使ったカメラ CANON EOS 80D(センサーサイズ APS-C) と レンズ (EF 24-70mmF 2.8L Ⅱ USM) も ご紹介してみますね。 ↧
Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F2.8L II USM フルサイズ対応