年齢にとらわれず 心豊かに暮らそう!^^

お墓、どう思う?要る、いらない?の巻っ!

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ようこそ!「どらみあん」の庵主、どらみこと、柴垣節子です。 音楽×英会話のコラボ仕事を20年以上続けてきました。 新型コロナで世界が変わり・・ もう一度 自分を見つめ直した結果、 私の原点、音楽に大好きな花や自然、写真を掛け算して 動画作りなど、新しいチャレンジも始めました。 ♪ 41歳、突然の心筋梗塞であわや!の危機。 大病して以来、毎朝、命あることに感謝。 一日を大切に、心こめて全力で生きる!がモットーです。 年齢を重ね、いろいろ乗り越えて、人生経験値は かなり高くなりました。 老後という言葉も、不安も吹き飛ばして笑顔で生きたい。 年齢や持病をいいわけにせず、 音楽、花、写真など 私にできることで、 あなたの人生を豊かにするお手伝いいたします。^^
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💜 こんにちは、どらみです! (2020.2.7 一部修正いたしました)
以前、こんな記事を書きました。

 

💜 読んでくださった方、どのように感じられたでしょうか?
親の介護なんて、まだまだ先のこと、、という若い世代の方たちは、関心ないかもしれませんね~^^;

💜かたや、いよいよ親が高齢になって、介護を真剣に考えなくてはという方たち。
それに 今のご時世、いつ何が起こるかわからない。
自分ごととして、考えたくないけれど、素通りできない、っていう側面もある。

💜その時々、 それぞれの立場で、おなじ記事を読んでも、感じ方は全く違うのじゃないかな~?
と思います。

💜 さて、今回は 介護、看取りの後、必ず通る「お墓」モンダイについて 私の経験、考えを書いてみますね。 そんなのヤダ~!縁起でもない!と思う方は、時間もったいないので、
ここで読むのやめてくださ~い(^^;)💦


お墓のこと、真剣に考えたことありますか?

 

💜 つい先日も電話が鳴って、知らない電話番号。誰??

受話器を取ると・・・

「お近くに 〇〇という、新しくてきれいな公園墓地(霊園)ができました。是非ご検討いただきたい。
つきましては、早速パンフレットをお送りしたいと思いますが・・・」

これ、よくあるパターン!^^;

 

💜電話をかける ターゲットを あらかじめ調べているのかもしれませんね。

私の年齢は まさに「ターゲット」なのか?
この類、お墓、霊園、お近くに・・という電話、かなりの頻度でかかってきます。^^;

実は、 私の父方、夫の母方の親類に「お寺」関係者がいます。
生前、母が祖母から譲り受けた都内の霊園。私の亡き両親の小さなお墓があります。

母も亡くなり、妹と私がお墓も相続しました。「すでにお墓はある」という事実だけを伝えた時点で、ほとんどの電話は「失礼いたしました」という言葉と共に、そこで終了します(^^)

💜 でもね、正直にいうと・・・ お墓のこと、どうしようかな?  妹とも 時たま 話をしています。
私、妹が 都内、両親のお墓の年間管理料をお支払し、年に1、2度、墓参して、お墓まわりの掃除などすることも、今は元気なので できています。

💜けれど、私達も さらに年齢を重ねていったら、もし、自分たちがいなくなったら(死去したら) どうしよう? 私達の子どもたちに、この管理を 受け継がせる?
子どもたちも それぞれの人生を歩んでいくでしょうし、どうしよう?

💜私達姉妹もそうですが、自分たちの住まいが、お墓から遠い、っていう事情を抱えてる方も すごく多いと思います。
お墓参り、「お墓の存在そのもの」も 気になりながら、心の中で、実は負担になっている。
これが私の本音です。

💜それを さらに 自分の子どもたちに負わせるのは どうなのかな~?

都立霊園の実情

 

💜 母が亡くなった直後、お墓についても、霊園を管理している「都」から連絡がきました。

「すみやかに代表者を決めてお墓の相続手続きを!」といわれました。
(私は妹と二人姉妹なので、どちらかひとり)

💜 二人目の親が亡くなると、本当にやることが 山のようにあります。
時間制限のある中、この霊園事務所にも 言われた書類をごっそり用意しておもむき、一度目は印鑑が違う!といわれて、それだけで「後日出直してきてください」・・・・しかも郵送は不可でした。(><)

💜 印鑑ひとつのために、出直しです。
都立霊園、両親のお墓は、我が家から近いとはいえず、片道2時間近く覚悟です。
妹宅からは、更に2倍以上時間がかかります。やっぱり遠いんですよね。

💜しかも、お役所と同じ、手続きできるの時間は平日の9時~17時のみ。
後日、指示通り 「正しい印鑑」持参して、それでもまたかなり待たされて ようやく手続き終了。都立霊園使用許可の書類は、現在も、私の手元に 毎年の管理料支払った証、領収書類といっしょに まとめてわかるようにしてあります。



都の霊園墓地は、管理料が年間 3000円余(区画の面積等により、料金は異なります)。

無料ではありませんが、公共施設のようなところで 比較的安く設定されています。

(追記:2018年6月。 両親のお墓のある都立霊園の区画、前年に比べて 少し値上がりし、年間管理料 3,300円になりました。)

追記:2018年6月。今年も都立霊園の納付書が届きました〜! バーコードがついていない、サイズもATM対応していない・・は変わらずですが、この支払い方法が追加されました。 →ペイジー(payeasy)

ペイジーを使えば、対応ATM、ネットバンク(インターネット銀行)から 支払いができます。少し進歩!^^;)

 

💜 年に一度、6月頃に「郵便局だけ」「(それも未だに!)なぜか、郵便局のATMも使えない 窓口納付だけ対応」という、前時代的な?「納付書」が郵送されてきます。

各種税金や電気料金など 公金の納付も、バーコードがついていれば、コンビニでできるご時世に、郵便局の窓口だけ!(つまり、郵便局でお金関連の窓口は平日の9時~16時のみ)という納付書は、金額は大きくなくても「なんじゃらほい!? 何とかしてほしい~!」という シロモノです。

私自身は、家族にも公言しています・・「私のお墓、いらない」

 

💜もし私が死去したら、火葬はしてもらわないと困るでしょうからお願いして、その後は「遺灰」にしてほしい。
散骨許可を得て、できれば、桜の樹の周囲に(肥料にもなるし!?^^;) 散灰してもらえたら嬉しいです。
お墓は要らないけれど、もし、誰か 私を覚えていてくれる人がいたら、石のお墓ではなく、樹の幹や枝葉に触れて、思い出してもらえたら 本当に幸せに思います。🌸

💜 私は、自筆のものですが(私が亡くなったら、家庭裁判所の検認(けんにん→公に確認してもらう手続きが必要)遺言書と、リビングウィルを書いてあります。

💜リビングウィル(※)については、自分が心臓病患者で 💔突然ドカン!という事態もあり得るため、医療関係の希望を書いたものを、心臓主治医㊩に渡してあります。万が一、私に判断能力がなくなったりした際、こちらは家族と一緒に 主治医に開封していただくようお願いしてあります。

※ リビングウィル= 自分に判断力、意識がなくなった時、回復見込みのない病状になった時、終末期の医療措など どうしてほしいか? などを お手本をもとに書いて 日付、実印をおしたもの)

今、お墓で悩んでいる人が急増中!

 

💜 つい数日前も、お墓のことで悩んでいる、という新聞記事を またもや目にしました。

一番多い悩みは、やはり 現在住んでいるところと、お墓(実家の近く?)が、とても遠くて、墓参に行かれない。
「お墓を守る」という 考えそのものが、時代に合わなくなってきているのではないか?

💜そう思いながらも、何だか 親や祖先をないがしろにするような、後ろめたい気持ちも否定できず、心の中でモヤモヤ。
墓参のために往復する費用、管理費用をどうするか? など 同じように悩んでいる方が とてもたくさんいらっしゃるようです。

 

永代供養という選択

 

💜 父方の親類のお寺は、日帰りでは行かれないほど 遠くにあります。
かつて住職をしていた親類も亡くなったり、高齢で動けなくなったりして、こちらのお寺との関係も 私の両親が亡くなった後、急激に希薄になっています。

💜 祖父母の〇〇回忌ですよ・・と 法要のお知らせがきても、従妹弟たち、妹とも都合がつかず、一緒に行かれない。

電話やメールで相談して、皆で費用を折半し、永代供養=一定の金額を収めて、そのお寺が存在する限り、故人の供養をずっと続けていただくこと」をお願いしました。

お墓参りは、それぞれの都合のつく時に 行かれる人、無理はしないで、、と いう意見で一致して、こういう形にしました。

 

💜 若い方たちは、こんなこと まだ アタマの片隅にもないかもしれませんね。
かくいう私も、10代、20代はもちろん、結婚して子どもたちが生まれても、子どもたち、自分の家族のこと、仕事で精一杯でした。^^;

 自分が歳を重ねる=親は自分より はるかに高齢になっている

 

💜これは事実ですよね。
悲しくもありますが、ニンゲンも年齢を重ねると、やはり次第に あちこち衰えてきます。

ピンピンコロリ!(昨日まで あんなに元気だったのに、ころっと亡くなってしまう!)
子世代や周囲に 介護の負担をかけず、長患いもせず、コロリと この世を去ることができたら、どんなに良いか・・。

私のみならず、きっと こういう最期を望んでおられる方、多いと思います。いかがでしょう?

最期を迎え、家族や ごく親しい友人たちが、自分のことを、何かの機会に思い出してくれたら 私は最高に幸せと思います。✨

お墓=亡き人を思い出す よすが(よりどころ)なのでしょうか?

 

💜亡くなった後、そこに 在りし日の「実像」はなくても、「お墓」のように、思い出の「よすが」(よりどころ)になる『モノ』があった方がよいのでしょうか?

 

💜 正直なところ、よくわかりません。ただし、自分たちの子世代に「お墓」を守らなくちゃ、相続しなくちゃ、相続したからには、管理料支払いして、お掃除に行って・・・ もし遠いところにいるならば、心身に負担をかけることになるでしょう。 自分の死後のことなので 子世代に判断を任せるのがよい?

 

💜 私自身は、上にも書いたように、自分のお墓も戒名も要らない。可能なら 遺灰にして(許可を得て)、散骨してほしい。許可を得て 海でもよいのだけれど、できれば 桜の樹の根元に散骨してもらえれば・・と考えています。

 

墓じまい という選択肢も増えている

 

💜 今、さまざまな事情で お墓の管理が 家族間でできなくなり、霊園(寺院や合同墓など いろいろな形がありますね)の管理料も何年も滞納し、いわゆる「無縁仏(むえんぼとけ)」になるケース、そうなってしまう前に「墓じまい」(お墓を閉じる)する家族も 急増していると聞きます。 

💜 私たちの両親のお墓も、管理料を5年 無断で滞納すると、お墓のある区画を持つ権利がなくなり、
お墓は撤去され、別の場所にある 合同葬の墓所に一緒に埋葬されることになる、と 説明書に書いてあります。

元気なうちはよいけれど。。。

今後も妹と お墓をどうする? を 話し合っていきます。

 

人はいつか亡くなる、という 確実なこと

 

💜 この世に生まれてから、人は、いろいろなことを経験しながら、それぞれの道を歩んでいきますが、唯一 100%確実なのは「人はいつか必ず亡くなる」ということですよね。自分にとって大切な人が亡くなっても、
目の前からいなくなっても、その人との思い出は 心の中に生き続けている。私は 両親も含め、そう思っています。

💜 ふと思い出したので、2015年5月3日に78歳で亡くなられ、作家の落合恵子さんが、新聞のコラムで引用しておられた 長田 弘 (おさだ ひろし)さんの詩の一節を ここにも書き留めておこうと思います。

「死ではなく、その人が じぶんのなかにのこしていった たしかな記憶を、わたしは信じる」
      (長田 弘 詩集 『詩 ふたつ  花を持って会いにゆく」 より)

💜 亡くなった、大切な人が 自分の中にのこしていった、たしかな記憶・・・私も この言葉、大切にしたいと思います。お墓がある、ない、にかかわらず。

まとめ

💜 皆さんは、お墓のこと、考えたことありますか? 

💜 亡くなった後の自分が どうなるかは? 私はよくわからない。わからなくてもいいと思っています。

 それよりも、 今日が自分の人生の最終日であっても悔いはないぞ! という生き方、
いただいて、生かされている「今日という一日」を 大切に生きること=自分の命の時間の使い方。
そちらに 全神経、エネルギーを注ぎたいと思っています。

 

最後まで お付き合いいただき、どうもありがとうございました。💖







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