音楽豆知識 父親 売り込み合戦の巻っ!モーツァルト・ベートーヴェン
Contents
息子が天才と気づいた モーツァルトの父 レオポルド
🎵 こんにちは、どらみです!
🎵 有名な話なので、ご存じの方も多いかと思いますが・・・
🎵 オーストリア ザルツブルグ(Salzburg)に生まれ、35年という短い生涯を、ウィーン(Wien)で終えた、天才 W.A.Mozart
(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)
🎵その音楽の才能を見抜いたのは、ほかならぬ父親(自身、音楽家、教育者でもあった)Leopold Mozart (レオポルド・モーツァルト)でした。
🎵父の レオポルド・モーツァルト(Leopold Mozart)は、
音楽とは関係ない、職人さん家系の家に生まれ、
大好きな音楽にのめりこみ・・・退学しちゃったんです、大学。
旅する プロモーターでもあったのです(^^;)
パパ、レオポルドは 音楽家(演奏、作曲)としての自分の夢、理想を 息子のアマデウスに託そうとしたのです。
🎵 レオポルド自身、当時としては すぐれたヴァイオリン奏者でもあり、1756年には、必ずしもプロ奏者目指さない ブルジョア階級の人たちも対象にした ヴァイオリン教則本なども 出版しています。音楽教則本の出版は この当時 斬新なことでした。
🎵【レオポルド・モーツァルトの格言】
「詩と音楽は 大変重要な結びつきをもつ。 ことばがなくても、詩の韻律や抑揚は メロディーの中に生きている。
素晴らしい息子に 最高の音楽環境を与えたい!
🎵 パパ、レオポルドは、息子のアマデウスを、当時の全領域の音楽を経験させたいと思い、より良い環境に連れていくことに専念。
弾けちゃうくらいの腕前に。。
これだけでも すごい!
🎵 ゆく先々で、我が息子の神童ぶりを披露し、息子のアマデウス君は
「神童」だ! と大絶賛、喝采を浴びるのですが、
パパが期待していたほど 報酬は多くなく・・・
🎵 パパ、レオポルド、 息子を旅に連れ出しながら、
自分の「就活」をもくろんでもいたのです。^^;
🎵 この時代は、まだ音楽家・・→宮廷や貴族、教会などに「雇われる身分」
レオポルドパパは、神童息子に乗じて(?)
自分も、もう少し良い条件で 雇ってくれる先を探していたのですが、
ことごとく 就活、うまくいかないパパ。がっくり!
🎵 時々もらえる仕事は期待の大きさに反して・・・
あんまり 報酬金額、高くない・・ ガーーン!
旅から旅へ・・・有名なモーツァルト、エピソードの数々
🎵多感で 音楽に関しては まさに神がかり的な 吸収力を持っていた アマデウスくん。
ウィーンでは 6歳のアマデウスくん、シェーンブルン宮殿、女帝 マリア・テレジアの前で御前演奏。
マセた坊やです
🎵 けれど、ヨーロッパ遠征を 何度も繰り返している間に、
パリ滞在中、交響曲(のちに「パリ」と命名された 31番)を完成させるも、 同行していた ママ マリアがパリで逝去。
次第に 借金が雪だるまのように増えていくばかり・・・
最後の作品(名作、「レクイエム(鎮魂歌)」を作曲中に病床に伏せったそうです。
🎵 35歳の若さで病気のため逝去。
🎵 借金にまみれ、
お金を集めるための 演奏会を 企画しては 借金返済にあてていたそうです。
🎵 あれだけ名作を作曲し、演奏もクラヴィーア(今のピアノの前身、鍵盤楽器)、ヴァイオリン・・・素晴らしかったのに。。
🎵 天才、神童の名を ほしいままにした アマデウス君も、
35年間の生涯を閉じるまで しあわせいっぱいの人生・・・ではなかったですね。
🎵 美しい作品は 後に続く音楽家のみならず、世界中の人々に愛され続けているのを
天国から観ているでしょうか? ✨
スパルタ教育+酒びたりの父、ヨハン・ベートーヴェン
🎵モーツァルト 21歳、1770年の暮れ、ドイツで
L.V. Beethoven が誕生しました。
🎵 こちらの ベートーヴェンファミリーは といえば・・・
周囲に尊敬されている人物でした。
自分の父ほどの才能がなかったようです。
早くから 息子の音楽の才能が ただならぬことを悟ります。
アマデウス・モーツァルトと同じように 売り込もうとしたのです^^;
8歳で 息子をデビューさせたのです。
ベートーヴェンのパパ、ヨハンは、無類の酒好き! だったこと
ほとんど 「を飲んでしまう!」
過度の飲酒は よろしくありませんね~
おじいちゃんが亡くなると(ルィードヴィッヒ・ベートーヴェン、まだ幼い頃)、
その後は 経済的に苦しくなっていきます。
巷では、「第二のモーツァルト 再来か?」 という噂も立つほど・・・
やはり アマデウス・モーツァルトには 及ばず・・・
ご存じの方も多いと思いますが・・
ふたりの天才息子 + ふたりの父親
🎵 17-18世紀、音楽では「古典派」(L.V.Beethoven は 古典派から次の時代への 架け橋的存在)
を代表する 大天才、W. A. Mozart , L. V. Beethoven。
🎵 ふたりが逝去してから 数百年が経った 21世紀の現在でも、
彼らの音楽は 色あせることなく、不朽の名作として、光り輝き続けています。
🎵 けれど、人生のスタートで「父親」に 音楽の才能を見出された、という
共通点がありながら、大天才ふたりの人生は、それぞれ 想像しがたい苦しさも
抱えることになりました。 ちょっと現代目線で ふたりの父親を見てしまうと・・・
息子には 重荷になる パパたちだったかもしれませんね(私見です^^;)
のんべー(というかアルコール依存症レベル) + 晩年は うつ病も。
まとめ
🎵作曲家ひとりひとり、作品ひとつずつを
深堀りしていくと、
ちょいと 敷居が高そうにみえる いわゆる「クラシック音楽」も、
へぇ~ そんな話もあるのか・・・
少し 見かた、聴き方が 変わるかもしれませんね。
🎵 今日は 古典派(いわゆる クラシック音楽)時代の大作曲家・・・
そんなふたりの息子たちのパパは、
こんな人だった、というエピソードを カンタンにまとめてみました。
🎵 ちょっと イメージ崩れちゃうかもしれないけど^^;
こういう話の方が 記憶に残ったりするんですよね~(って、私自身が そうなんです^^)
🎵 最後まで ごらんいただき、どうもありがとうございました。
それではまた! See You !
こちらの記事も おすすめです! Related Posts