年齢にとらわれず 心豊かに暮らそう!^^

障がいを持つ方たちと音楽の可能性・・の巻っ!

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ようこそ!「どらみあん」の庵主、どらみこと、柴垣節子です。 音楽×英会話のコラボ仕事を20年以上続けてきました。 新型コロナで世界が変わり・・ もう一度 自分を見つめ直した結果、 私の原点、音楽に大好きな花や自然、写真を掛け算して 動画作りなど、新しいチャレンジも始めました。 ♪ 41歳、突然の心筋梗塞であわや!の危機。 大病して以来、毎朝、命あることに感謝。 一日を大切に、心こめて全力で生きる!がモットーです。 年齢を重ね、いろいろ乗り越えて、人生経験値は かなり高くなりました。 老後という言葉も、不安も吹き飛ばして笑顔で生きたい。 年齢や持病をいいわけにせず、 音楽、花、写真など 私にできることで、 あなたの人生を豊かにするお手伝いいたします。^^
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障がいのある方たちと 音楽家どらみの出会い

🎵 こんにちは、どらみです!

🎵 今日のお題は「障がいのある方たちと、音楽」です。

 

🎵 突然何?

どらみ、どうした?

そんな声も聞こえてきそうですが、実は ずーっと以前から
いつも 私のアタマの片隅で考えていることのひとつです。

🎵 2021年。2020年から1年余り経過した今も、世界中、新型コロナのパンデミックで

世の中、激変しました。

🎵 音楽(ジャンルにかかわらず)も、「三密」を避ける、飛沫・・など 諸問題山積で、

以前投稿した、「生の音楽を 手のつなげそうな近くで お届けする」=生演奏、コンサート、
ライブ・・・人が集まるイベント、企画が激減。

🎵 チャリティコンサート(子ども食堂支援など)、毎年依頼されていた 本番演奏も中止、
無期延期・・・で、🎻練習も ひとりでは身が入らず、

もう このままリタイアしてしまおうか? と 本気で考えたり、

一方で、いや、この状況でも 音楽ができること=可能性を考えて、
自分にできることを 探りながら、小さくても 喜んでいただけるなら続けようか?

🎵 本番練習に追われない分、今まで経験したのに 忘れかけていたことに目を向けたり・・・

その中のひとつが、「障がいのある方たちに、音楽は 何ができるか? 私にも何かできるか?」

でした。 都区内往復する 電車内で、ずーっと考えていたこと、書いてみますね。


🎵 突然ですが、みなさんのご家族や周囲に、何か障がいをもっている方、いらっしゃいますか?

🎵 障がい、といっても、生まれつき(先天性)の障がいもあれば、

人生の道半ば、
思わぬ形で 障がい者になることもありますよね。

 

🎵 私の親しい友人、お子さんにも、両方のタイプ、それも さまざまな障がいを持った
方たちが たくさん。

 

🎵 ひとりひとり 抱えているものも 全て違うけれど、
障がいがあっても、そのほかに がんなど、複数の病気を抱えていても、
いきいきと 自然な笑顔さえたたえて 生きている友人の姿をみると、

すごいな~! 素敵だな~!年齢性別関係なく尊敬。 彼ら、彼女たち、まぶしいです!✨

🎵 闘病記出版がご縁で まずネット上で友達になった彼は九州在住の、アスリート。

4人のりカヌー高校全国2位という輝かしい記録を打ち立てた後、

高校3年で、ごく稀な脳腫瘍(脳のがん)が見つかり・・・。

3度の再発を乗り越えて、

今は 車いす生活ながら 自立して 仕事しながら、

パラスポーツの審判や、パラスポーツをもっと広げようという活動をしています。

 

🎵 2008年春、私も すっかり元気になり、英会話仕事、演奏活動に忙しくなっていた頃。

合間をぬって、九州まで 夫と二人、彼に会いに行きました。

🎵 車いすだけど、おいしい魚の食べられる 車いすでも利用できるお店を予約しておいてくれたし、

彼の障がい専用に 内部を改造してもらった 🚙普通乗用車も自分で運転するんです。

🎵 スーパーの買い物も車いすで。

高い棚のものなどは、手が届かないので、

もう今は 遠慮せず、お店のスタッフにお願いして 取ってもらい、膝の上のカゴに
入れて レジでお会計。私からみたら 本当にすごいです!

 

🎵 彼は車いすマラソン(10㎞)を病後に完走したこともある人で、もちろん車いす、
自力で何でもできるのですが、

この時、街中でお店までの往復、彼の車いすを押す手伝いをさせてもらいました。

🎵 普通なら、まったく気にならないくらいの、わずかな歩道の段差が 車いすにはつらい。

踏切の線路に 絶対車いすの車輪を挟まないように、線路手前で 車輪の角度を
しっかり調整してから 余裕を持って あわてず渡れるようにする。

実際に車いすに乗ったり、一緒に歩いてみなければわからないことばかり。

 

 

🎵 彼からは 大切なことを教えてもらいました。

🎵 「障害者」って、 ぼくたちは 確かに
不便なことを抱えているけれど、 社会の「害」には なっていないですよね?

🎵 彼の話を聞いて、私のこの時から、彼のように

 「障がい」と、ひらがなを使うようになりました

 

重度障がい者 施設訪問の衝撃!

 

🎵 まだ自分が心臓病患者になるずっと前。

私が、音楽の訪問演奏、ボランティアしよう! というきっかけになった経験がありました。

  二男が生まれて、諸事情で 結婚後 初めて専業主婦になった私。

二人の乳幼児の世話で 一日が明け暮れ、 精神的にも すごくシンドイと思っていた時、

🎵  元職場(成蹊小学校)チェロの先生から 弦楽中心の室内合奏団に誘っていただきました。
  横浜南部の室内合奏団に 足掛け8年くらい在籍していたことがあるのです。

 
  年に2度の定期演奏会+αの本番。

  月に1、2度の昼過ぎ~夕方の練習程度なら、夫が子どもたちをみてくれる由。

  自分のための大切な時間が嬉しくて、感謝、感謝!

 

🎵 入団して数年目。
  ある時、団に訪問演奏していただけないだろうか? オファーがありました。 訪問先は ヨコハマ南部の某施設。

  そこでは、生まれつき「見えない、聞こえない。→ それゆえ、話すことも難しい」

ヘレンケラーのような、重度障がいのお子さんたち(かなり大きい高校生くらいの方も)が、

  常に安全に過ごせるように、スタッフと一緒に生活しているのでした。

 

🎵 訪問演奏の🎻室内合奏団20名くらいが来る、というので、当日は 親ごさんでしょうか、

  それぞれ 障がいのあるお子さんたちに ぴったり寄り添う、保護者の皆さんも一緒でした。

🎵 最初はステージ上で、いつも通り、弦楽を中心にした室内合奏曲を演奏していたのだけれど、

 客席の 最前列に陣取っていても、彼ら、彼女たちの様子は ステージ上からわかりません。

 

🎵 何曲か演奏した後、所長さんが、親ごさんたちに声をかけました。

  そうすると、彼ら、彼女らは、保護者たちに付き添われて、
 
  私たちが演奏する ステージに上がってきたのです。

  そして、所長さんの指示で、保護者と一緒に、
  私たち ひとりひとり、🎻各奏者の すぐ傍らで 
  次の曲から のこり数曲の小品、合奏を聴いてもらうことになりました。

 

 🎵 演奏中、彼ら、彼女らの顔を見ている余裕なかったけれど、

   演奏が終わって、すぐ傍らに顔を向けると・・・。

 

 見えないはずの閉じた目から、彼女の頬に伝う涙・・・正直、驚きました。

ほかの席の傍らでも、同じように涙を流している姿が あちらにも、こちらにも。

 

🎵 当時の私には なぜ 見えない、聞こえない彼らが涙するのか、

  その理由がわかりませんでした。

  保護者の方たちにも うれし涙の方たちがおられ 感激!

 

🎵 彼らが座席に戻ると、所長さんが 私の知りたかったことを、 

  落ち着いた声で説明してくださいました。

 

🎵 「彼らは、演奏者のすぐ傍らにいることで、音楽を『振動』として感じているのです。 

   涙は彼らが 感動している証なんですよ」

 

🎵 「音楽を振動で ”感じる” その上、感動してくれている!」

 

   初めて聞く 所長さんの言葉は、私にとって衝撃でもあり、

   同時に それまでで一番感激した言葉のひとつでもありました。


🎵 この室内合奏団は、各音大出身者で、私より年長の方が多く、
         私が入団する10年以上前から、都内や神奈川県内の有名なホールなどで 定期演奏会など 
  を地道に積み重ね、ゲスト奏者、指揮者も招いて 演奏実績も長い団と伺っていました。

🎵 当時、新米ママでもあった私は、子育て真っ盛り。

🎻練習時間の確保も 必死でやっと・・という状態。

🎵 それでも、立派できれいな 有名ホールでの定期演奏に参加。

   音楽関係者が多いから、辛口の感想も多い。

そういうコンサート、演奏活動も 自分たちの勉強になるし良いことだと思うけれど・・・

   

🎵 この重度障がいをもつかたたちの 「振動で音楽を感じる」 という 初めての経験を通して、

音楽のもつ可能性、 音楽って やっぱり素晴らしいな、と 心底そう思ったんです。💗

🎵 この経験は 一生忘れない。 試験やよい成績、よい評判を目標にする音楽より、

目の前の「誰か ひとりにでも 喜んでもらえる、 感動してもらえる音楽」

私には、 その方が向いているんじゃないか?

自分の音楽活動の方向性が垣間見えた瞬間でした。

貴重な経験をさせていただいたと 感謝しています。

頬を伝う涙が 私に教えてくれたこと

 

🎵 それから数年後。

まさか 自分が生きるか死ぬか?

急性心筋梗塞などという 大きな病気になるなんて

みじんも予想できなかったけれど。。

 

🎵 救命されて 自分が まだ生かされている意味。

生きたくても 生きられなかった方の無念さ。

なぜ私は助かって、あのすばらしい人が先に逝ってしまったのか?

ちっぽけな存在に見える自分に 何ができるのか?

いつも 頭の隅に その問いがあります。

 

🎵 自問しつつ、「今」できることを、心こめて 精いっぱいする。

おそらく 私の命、判断力、動ける力が残っている限り、その時できることを・・
そういう生き方をしたいな、、と思い続けるんじゃないかな?

そうありたい、と 思っています。

(えらそーに 見えたら ごめんなさい!m(_ _)m)

 

🎵 生まれつき 全盲だけれど 素晴らしいピアニスト、辻井伸行氏。

途中で、脳梗塞に倒れ、右半身不随から 懸命なリハビリ、息子さんや友人作曲家の協力もあり、
「左手のピアニスト」としても活躍を続ける 館野泉氏。

バイオリニストのイツァーク・パールマン🎻も 車いす。

🎵2020年に生誕250年を迎えた L.V.Beethovenは、32歳の時、ほぼ完全に聴力を失いながら、 以後、彼は、脳内に音を鳴らしながら、以前より深みを増し、後世に受け継がれる、素晴らしい作品を生み出しました。

 

 

🎵 障がいがあろうが なかろうが・・・

病気持ちであろうが なかろうが・・・

特別扱いしたり、気の毒、かわいそう・・という憐憫(れんびん=あわれみ)の情で
接しない。

車いすであろうが、義手、義足使っていようが、みんな同じ地球🌎の住人。

みんなが ごく普通に 自然につきあえる、生きられる社会であってほしい・・

心から そう願い、ささやかでも 自分にできることを していくつもりです。

🎵 最後まで 長文にお付き合いいただき 本当にありがとうございました。

感謝💗 See you !     どらみ

 

 







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ようこそ!「どらみあん」の庵主、どらみこと、柴垣節子です。 音楽×英会話のコラボ仕事を20年以上続けてきました。 新型コロナで世界が変わり・・ もう一度 自分を見つめ直した結果、 私の原点、音楽に大好きな花や自然、写真を掛け算して 動画作りなど、新しいチャレンジも始めました。 ♪ 41歳、突然の心筋梗塞であわや!の危機。 大病して以来、毎朝、命あることに感謝。 一日を大切に、心こめて全力で生きる!がモットーです。 年齢を重ね、いろいろ乗り越えて、人生経験値は かなり高くなりました。 老後という言葉も、不安も吹き飛ばして笑顔で生きたい。 年齢や持病をいいわけにせず、 音楽、花、写真など 私にできることで、 あなたの人生を豊かにするお手伝いいたします。^^
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