音楽豆知識☆バロック~古典派前期音楽家 髪型の巻っ!
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バロック時代ー古典派前期の音楽家の髪って!?
🎵 西洋の音楽は、記録のないものも多いけれど、
古代エジプト、メソポタミア→ギリシア・ローマ時代まで さかのぼることができます。
🎵 先日、J.S.Bachが 20人の子だくさん・・という投稿後
その前後の音楽家の生涯、作品など、ノートや書籍などで 振り返っていました。
皆さまも 昔、学校の音楽室で、こういう肖像画が ずらっと並んでいるのをご覧になったのではないでしょうか?
🎵 バロック音楽(前回投稿したように、バロックとは もともと 歪んだ真珠、という意味 →
後のカタチをかっちり決めて作曲した時代の「古典派」の人々が、少々ネガティヴな意味を含みつつ バロックという言葉を使ったのでした。
🎵 その後、更に時を経て いわゆる「ロマン派」の時代になると、「ゆがんだ」という意味は バロック音楽に含まれなくなりました →きちんとその時代の音楽としての価値を認めたということ。
ふりふりしてたり・・)
興味があったから・・(笑)
「カツラ」という 今は笑える正装
【この頃の音楽家が ふりふりアタマだった理由!】
その中でも、フランス、ルイ13世は、若禿げを隠したかった + 低身長だったので カツラで「盛りたかった」
なぜ カツラが流行ったのか?
🎵 5.この当時、ヨーロッパでも まだ「シャンプー(洗髪)」の
髪は ごく短い「ボウズ頭」に近い方が、清潔を保てた。
かぶるのが 普通のことに・・・()
当時のカツラ、なぜ 白っぽいのが多かったのか?
🎵 8.「カツラ」が みょーに白いのは、何と! パウダー(それも 小麦粉や 片栗粉のようなジャガイモでんぷん粉)を、
カツラにオイルをつけた後、振りかけていたため()
🎵 9.現在では お洒落なイメージの「パウダールーム」(トイレットではなく、主に女性の化粧用に使われる)は、
手入れする部屋・・・が由来というので びっくり()
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⇓ 絵が あまりに お粗末すぎるけど・・
粉(小麦粉や ジャガイモでんぷん=片栗粉風?)を パラパラ振りかけて・・・^^;
ベートーヴェンは カツラ姿の肖像画がない?
🎵 この後、「古典派」→「ロマン派」への かけはし的存在の大作曲家、
L.V. Beethoven(1770-1827)は、
カツラを被っている 肖像画、あまり見かけないですよね。
🎵 子供、少年時代(初期)は もしかしたら「カツラ」使っていたのかもしれないけれど、
周囲からは ボサボサの髪を揶揄されることもあったとか。
🎵 ボサボサ頭の理由:
1.ひとつは、もっぱら 作曲に没頭した・・・という証かもしれない。
2.それより重要な理由は、彼は「カツラ」を被る必要がなかった
つまりBeethoven は →宮廷や貴族に「仕える」音楽家ではなく、
今風に言えば「個人事業主?」「フリーランス」
🎵 バロック、古典派前期のヘンデル、ハイドン、モーツァルト父子 などとは違い、
誰かに「お仕えせず」
「個人として 音楽を生業にする」 → 音楽家だったからなのです。
徐々に宮廷や貴族の力が衰えたり・・という時代背景もありますが、
また改めますね。
まとめ
🎵 以上、ざっくりですが、
バロック・古典派前期と呼ばれる時代。
音楽家の ふりふり髪型事情の説明を終わります(笑)
🎵 最後まで ご覧いただき、どうもありがとうございました。
See You Soon !
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