私好みに色を盛る!?の巻っ!(ホワイトバランスの微調整)
こんにちは、どらみです!
(2018.7.16 一部修正いたしました)
💚 今回は カメラ(一眼レフ、ミラーレスなど)の ホワイトバランス「微調整」の機能を使って、自分の目でみた色、もしくは 「記憶色」と呼ばれるような「自分には こういうイメージに見えたな~」 という色に近づける方法を 備忘録を兼ねて 書いておこうと思います。(お使いのカメラのメーカー、機種により、操作画面、表示、ボタン、ダイアル等、異なると思いますので、トリセツを ご覧になりながら、参考になることがあれば 幸いです。
💚 前回、カメラについている「ホワイトバランス」とは 何か、ごくシンプルなアイコンで ホワイトバランスだけをかえると どういうなるのか? を 同じ被写体を撮って 比べてみました。
もし よろしければ ご覧くださいね。
💚 写真の色(主に明るさ)を「露出」を変更して 自分の好みを探す、という内容の記事
💚 我が家の ノイバラです。 白い花に黄色のシベ。花は小さくて シンプルだけれど、爽やかな朝、ふわっとただよう いい香りも含め、大好きです。爽やかな白にしたくて、露出だけ +1 に上げて撮っています。(絞りは F=4.5)
Contents
さて、本題「ホワイトバランスの微調整」です
💚 ↑ ご自分のカメラ(トリセツも見ながら)に、 こんな機能は ついていませんか?(このカメラでは、下から2段目、WB=ホワイトバランス補正という項目があったら、そこまで十字キーや ボタン、ダイアルなど、ご自分のカメラで到達してくださいませ~!(BKT設定=ホワイトバランスの補正を、一回の撮影で同時に3種試せるという機能は この記事では扱いませんのでスルーしてくださいね)
💚 私のカメラ(Canon EOS 6D )では、この「WB補正」が 赤枠で囲まれるところまで十字キーでちょんちょん到達して、「SET」ボタンを押すと ↓のような 画面が現れます。メーカー、機種によって、微妙に違うようですが、この方眼用紙のような画面の 上下左右に、それぞれ G(グリーン),M(マゼンダ),B(ブルー),A(アンバー)という 色の略称、アルファベットがついていると思います。
💚 ↑ まだ何も操作しないと こんな状態。グラフ用紙のような画面の ど真ん中の 白い点(ドット)を、
(私のカメラでは またもや十字キー使用) 上下左右、ひと目盛りずつ動かすことができます。このカメラでは、各方向(↑グリーン、↓ マゼンダ、← ブルー、→ アンバー)最大 9目盛りまで動かせます。
実際にホワイトバランス 微調整の目盛りを動かしてみると・・
💚 この目盛りを ど真ん中の「0」から 各色方向に動かすと、その色を 目盛りの分だけ 少しずつ「盛る」ことができるんです。 私のカメラ 6Dで それぞれの色 最大9目盛りまで 動かしてみた時の画像を。↓
💚 ↑ あまり 青くみえませんが(^^;) これは ←方向 ブルー だけを9目盛り動かしたところ。
💚 ↑ これもわかりやすいかな? 今度は 真ん中の点(ドット)を、↓方向 マゼンダ9目盛りに。
💚 ↑ これは わかりやすい? →方向 アンバー(赤味、、ですね)を 最大9目盛りにしたところ。
💚 ↑ これもすぐわかると思います。↑方向 グリーン 9目盛り動かしたところ。
Canon 6D ホワイトバランス微調整 操作方法
💚 ↑のように、各色方向に ドットを動かすには、6Dでは、またもや 写真の十字キーを使います。
上下左右にチョン、と1回押すと その方向に ひと目盛り 動きます。
💚 ↑ 例えば この画面ですと、←方向(ブルー)に5目盛り、↑方向 (グリーン)に2目盛り動かしたところ。 右側の枠に 動かした分、B5、G2 と表示されているの、見えるでしょうか?
💚 このように 上下方向(グリーンかマゼンダ)、左右方向(ブルーとアンバー) の 2種類を同時に動かすことができます。 ブルーを多めに加えて、グリーンはほんの少しに、とか、白っぽく写ってしまう、淡いピンクなどに もう少しマゼンダ(ピンク系)を乗せたい・・など、単純 一律に くもり、日陰・・などのマークで ホワイトバランス調整してしまうと 極端になってしまう場合、自分で K(ケルビン値=色温度) を設定するところまではいかないんだけれど、 ほんの少し 色をのせてみたい、という時、この機能は とても「使える~!」 と感じています。
私が撮影した 写真の実例・・
💚 ↑ 雑草のごとく 大繁殖中の ツルニチニチソウ。 淡い青紫の花。これは ホワイトバランス、オート。(AWB)
💚 同じ ツルニチニチソウです。ホワイトバランスの微調整で、ブルー方向に5目盛り、グリーン方向に2目盛り動かして 撮影しました。花部分が少ない写真ですが、葉の色にも 少し青味がかかって、1枚目の写真と少しイメージの変化、わかりますでしょうか?
💚 ↑ 自宅の シュラブローズ、(修景ばら)ラヴェンダードリームという 花径3センチくらいの 小さな花です。
少し陽射しが足りないかな、、と 露出をちょっと上げると 花の色が白っぽくなってしまう。
そんな時は、
このように 赤紫系の花には、マゼンダ(状況と お好みで3~7目盛りくらい?)、私はほんの少しブルー(2目盛りくらい) を足して撮影すると 白っぽくならず きれいな色が出るように感じます。
💚 ↑ ヒルガオの仲間、コンボルブルス・ブルーカーペットという 長い名前の つる植物。アサガオの小型版・・のように 朝から昼に開花し、午後遅くなると しぼんでしまう 1日だけの花です。 きれいな 少し青味がかった紫、陽の光が強すぎて、やはり白っぽくなるため、ここでも ホワイトバランス微調整、ブルー方向に7目盛り、グリーンに2目盛りほど、色を足して 撮影しました。
💚 ↑ こんな小さな オキザリス(花カタバミ)の花ですが、薄暗いところに咲いていたため、ほんの少し露出を+にして・・・ここでも マゼンダ(5目盛り)、ブルー(2目盛り)をのせて撮影しました。
💚 ↑たまたま 美術を学び直している友人から「錆サビ」の写真を集めたい、、とリクエストがあり、アンバー方向に2目盛り動かして、赤味を少し「盛って」みました。ほかにも秋の紅葉などにも使えそう?と思います。 最初は グラフ用紙のような画面を出すところまでの手順に 時間がかかっていましたが、慣れると、あ、これは この色を 少し足してみよう・・などと ひらめき!?💡 何度もやっているうちに、操作も 少し手早くできるようになってきました。^^v
💚まだまだ修行・・・は 変わりませんが、 ひとつずつ覚えていくと 写真も もっと楽しくなりますね。
最後まで ご覧いただき、どうもありがとうございました。 SEE YOU! ^^💖