年齢にとらわれず 心豊かに暮らそう!^^

音楽って、多言語習得に向いてるぞ~!の巻っ!

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ようこそ!「どらみあん」の庵主、どらみこと、柴垣節子です。 音楽×英会話のコラボ仕事を20年以上続けてきました。 新型コロナで世界が変わり・・ もう一度 自分を見つめ直した結果、 私の原点、音楽に大好きな花や自然、写真を掛け算して 動画作りなど、新しいチャレンジも始めました。 ♪ 41歳、突然の心筋梗塞であわや!の危機。 大病して以来、毎朝、命あることに感謝。 一日を大切に、心こめて全力で生きる!がモットーです。 年齢を重ね、いろいろ乗り越えて、人生経験値は かなり高くなりました。 老後という言葉も、不安も吹き飛ばして笑顔で生きたい。 年齢や持病をいいわけにせず、 音楽、花、写真など 私にできることで、 あなたの人生を豊かにするお手伝いいたします。^^
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🎵 こんにちは、どらみです。(2020.2.10 いろいろな言語で書かれた 楽譜表紙写真、ことばの概要など、追記しました。)
音楽と英会話を中心に 長年仕事することになった私ですが・・・
留学後、1カ月後くらいは 失敗の連続!

🎵 時刻の聴き間違いで、個人レッスンに遅刻しちゃって 先生に大迷惑かけてしまい・・・英語圏の友人に 故意ではないこと、二度と同じ失敗しないように気をつけること、など 謝罪の英訳を手伝ってもらい、許していただきましたが、ホント ソウテイガイに大変でした。

えらいこっちゃ~! (大汗💦)

🎵 でも、音楽授業、レッスン、試験・・・すべて英語で、という環境に追い込まれ、やるっきゃない!
がんばったら、両方 良い結果につながっていきました。

🎵 この記事に来てくださった皆さんにも 夢、希望を持ってほしいな~!

 

音楽留学だから英語はそんなにいらないかも? は大ウソだった~!

 

🎵 思いがけず、奨学金いただいて、ハンガリーなどという ソウテイガイの国に1年音楽留学したのですが、
ハンガリー、音楽だから、そんなに英語は必要ないんじゃないかな? という予想は、学校に足を踏み入れた瞬間
から くつがえされてしまいました~(^^;)💦

 

🎵 結論からいうと、入学申込書(英文)にも 書いてあったのですが、
この私の勉強した学校(Zoltan Kodaly  ゾルターン・コダーイ 音楽教育研究所 + ハンガリー国立リスト音楽院)では、どちらも 基本、授業、レッスン、試験も すべて英語、しかも~ 結構難しい言葉も使ってる!(^^;)

 

🎵 先生方は全員、毎年国外から勉強に来る世界中の学生を教えておられるし、ご自分たちも、英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏など、外国で教えたり、ワークショップしたり、、母国語のハンガリー語、英語に限らず、多言語に堪能なのには驚き~!!!!!@@

 

🎵 私、大学3年、4年は 週5日間、都内の英会話学校夜間部に両方通い、そして 卒業後も、留学が決まるまで 春から夏は 同じ英会話学校(専門学校)昼間部に移籍して、英語漬けになっていたのだし・・。
すくなくても 自分のこと、身の回りのことを 日⇔英で 聴いたり話したりには、不自由しないはず、と思っていました。

 

 

 甘かった~!!!!! ><

 

🎵 一か月くらい、失敗の連続で、授業でも 自信もって発言できないし、よくひとりで泣いてました(^^;)
        でも、このままじゃダメだ! 奨学金いただいて ここで勉強する機会をもらったのに、この時間を無駄にしたら 日本人として恥ずかしい!

 


🎵 授業で 他の国の学生(友人)たちが、積極的に発言しているのを聴いていると・・・少しずつ耳が慣れてきたら・・・スペイン語圏の人は、すごーく早口で話してるけど、結構 文法とか間違ってる! 
でも、会話は成立していて、先生方とも 互角に話してる。通じてる!

🎵 そう、日本人って、文法とか難しい文の読解とか 受験勉強で ずーっとやってきて、ついつい 自分の頭の中で、最初に「英作文」して、それが「正しい文かどうか?」 とか、気にしてるんですよねー!
いうまでもなく、私も最初 その通りのことをしていたんですよ~!

🎵 みんながダイニングテーブルで お茶飲みながら、◎◎のことについておしゃべりしてる。私も会話に参加したくて、その話題について アタマの中で「英作文」してる。 が・・・それを口に出してみよう、という時には、ほかの皆は、もう 次の話題に移っていたりして、参加できず・・・最初は そんな悲しくてむなしい時間が多くて、正直しんどかった~!

🎵 それはともかく・・・私も開き直って、文法気にして アタマの中で英作文してたら、皆についていけない。とにかく 積極的に 発言していこう。発言しないと、自信がないから、能力がないから、準備できていないから、手も上げられないんだな、って、日本の外では、先生方にも仲間にも、そう思われちゃう!ってわかったんです。

🎵 とにかく 変わらなきゃ! だったんです。
 そして、”I ‘ll go first, today !” (今日は 最初に(指揮法など)やらせてください。やります!”)とか 
最初はドッキドキだったけれど、思い切って言えるようになっていきました。

 

音楽用語=音楽する時に知っているとよい言葉

 

🎵 授業は心理学でも、教育法でも、指揮法でも、音楽教育研究所なので、音楽用語がバンバン飛び交っています。

🎵 日本の音大、音楽高校では、入学試験に「楽典(音楽理論)」も必須だから、事前に これだけは一般とは違う 専門の勉強します。 その中に 皆さんも知っている、聞いたことある、という言葉 たくさんあると思います。

🎵 たとえば、「Allegro」(アレグロ)→ 速く、のような速度記号はイタリア語。
piano (現代のピアノ、正式名称は pianoforte っていうんです。弱い音 piano も、強い音 forteも、両方出せるように改良されて、そういう名前になりました。これもイタリア語。

🎵 emsemble (日本語では アンサンブル)は、フランス語だし、menuett はドイツ語(minuetto はフランス語)

  とにかく 音楽に使われてる用語って、英語より古い言語、ラテン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語・・・いろーんな言語がまざっているので、自然と 多言語に触れることになるんですよ~!

 

🎵 音楽自体は ロックであろうが、Jazzであろうが、世界共通ですが、どのくらい速く、とか、ここは こういう感情で、とかは、その国のことばで表現されることが多いから、多言語化しています。

🎵 「ドレミの歌」の記事でも 書いたように、音階(scale(s))の 音名ひとつでも、国によって違うもの、共通するもの、他国の言語を借りて使っているもの・・さまざま~!

 

 

他言語から 英語へ・・・似た言葉も たくさん見つかるぞ~!^^

 

🎵  rhythm, melody, harmony・・・これはみんな英語ですが、とにかく いろんな言語を使ってます。

🎵  手元にある、実際の楽譜(さまざまな国の出版社版)の表紙を見ただけでも、いろいろありますよ~!(実例~^^)

1.↓ Claude Debussy (クロード・ドビュッシー) ヴァイオリンとピアノのためのソナタ。フランス語ですね~!
       Sonate,      pour (これが 英語では for ~のための)、 et は、 英語なら and 、って 普段フランス語 使ってなくても、なんとなくわかりますよね? 
  なんとなくわかる=推測できる、っていう 「語学カン!?」みたいなもの、これができてくると、かな~り 語学習得にも有利なんですよ。(経験者^^)


2.↓ これは、セザール・フランク (Cesar Frank)の 有名なヴァイオリンソナタの楽譜です。Frankは ドビュッシーと同じく フランス人ですが、この楽譜の出版社は、International Music Company (通称 インターナショナル版)という、USA, New York Cityの会社です。 英語表記を使っていますよね。

  Sonata,    in A major ( ドイツ語なら、A-dur  と書くし、日本語なら、イ長調。→調性については また別記事で!) For Violin and Piano.  ホント、英語そのまんまです。

 

3.↓ これは、W.A. Mozart(モーツァルトですが、お父さんの Leopold  Mozartも 作曲、演奏家だったので、区別する時、W(ウォルフガング)、A(アマデウス!)Mozart と表記することがあります。
この楽譜、有名なドイツの出版社、Edition Peters (通称、ペータース版)のもので、ドイツ語表記になっています。

曲は アダージォと2つのロンド、という ヴァイオリンとピアノのための小品です。
表記は und  → これが 英語なら and.  Zwai は、ドイツ語の2、つまり二つのロンド、という意味。

 violine  und Klavier  (ヴァイオリンと ピアノ Klavier(ドイツ語))ですね~!

 

 

4. ↓ 今度は、ハンガリーで購入した楽譜。バルトーク(ハンガリー語は、日本語と同様、姓→名前 の順になる ウラルアルタイ系、という アジア系言語なので、日本語と ちらっと似てるところがあったりするんですよ。オモシロイです! (って、文法も、発音なんぞも めっちゃ難しくて まだ発音、合格点もらえない発音があるくらいです。^^;)   Bartok Bela (ダッシュのような記号等は、今、無視しますね)

  Tiz = ハンガリー語の数字の 10です。 Szlovak は、ドナウ川を隔てた向こう岸の国、スロヴァキアの
  Nep は民族、で、Dal は「歌」の意味。 だから、このタイトルは、10のスロヴァキア民謡。

   その下に、 hegedure  es zongorara  (無理して カタカナにすると・・発音日本語と違いますが、ヘゲデューレ エシュ ゾンゴラーラ)というのがありますが・・・ これね~

  hegedu っていうのが ヴァイオリン🎻のこと、hegedure という後ろの語尾変化は、~のための、~へ、という for の意味がくっついているんです。^^;  同じく、zongora という、聞きなれないのが、「ピアノ🎹」のことで、zongorara という語尾変化は、ピアノのための、の 英語でいえば for が くっついている状態なんです

 だから、 「ヴァイオリンとピアノのための、10のスロヴァキア民謡」というのが、この表紙に書いてあること。一番上の 大きな文字が ハンガリー語。 2段目は Zehn Sowakische Volkslieder
fur Violine und Klavier と、同じ内容が ドイツ語で書かれており・・・

さらに3段目は、この曲が、Slovakia の民謡だからでしょうか・・・確信はないのですが、文字の並び、形から、おそらく チェコ語(スロヴァキア語)で 同じ内容が書かれていると思います。

 

 

5. ↓ これも、ハンガリーの音楽ショップ(zene  bolt というのです^^;) で手に入れた、オーケストラのスコア(総譜)。 隣国に行くのは、当時、VISAがなかなかおりなくて、試験と重なりそうで ついに行かれず残念でしたが、 憧れの スメタナ(Smetana)、「我が祖国」(全曲)のオーケストラ演奏も、リスト音楽院の大ホールで聴けましたし(感動!)、この 分厚い(厚さ、6~7㎝くらいある!)総譜を、当時の日本円にして、1100円程度で 入手でき、舞い上がりそうに嬉しかったことを覚えています。紙質は よくありませんが、現地のチェコ出版社が作っている楽譜たち。地味な色あいでも、今となっては とても貴重品です。
    「 Ma  Vlast」というのが、チェコ語で「我が祖国」
     その下には、 同じタイトルが ロシア語(キリル文字)、ドイツ語、英語、最後は何語だろう?
  調べてわかったら、追記しますね。

🎵 こんな具合で、作曲者というより、楽譜の出版社の事情で、表紙、タイトル、中の解説などに使われる言語が変わる・・・ 少しだけ ご紹介しましたが、いかがでしょう?
  ⇓は、5番目に紹介した、「スメタナ作曲 我が祖国」の中の 第二曲、一番有名な、「モルダウ」のオーケストラ総譜、冒頭の部分です。(ちょいとピンボケでごめんなさい!) 現地では、あの大きな河は、「VLTAVA  ヴルタヴァ河」というのですね。 

🎵 音楽に使われる 言葉・・・そこから その曲が作られた背景、情景、作曲者の心情・・・。

  いろいろ 想像の翼を広げてみるって おもしろいと思いませんか?

🎵 これから、少しずつ紹介、解説もしていきますけれど、音楽に使う言葉(音楽用語)を 音楽聴きながら、楽譜も読めるようにしていくと、genre(ジャンル)を問わず、音楽をもっと深く理解しながら 楽しめるようになると思うし、

ついでに、英語だけじゃなくて、これはイタリア語だけど、英語だと こういう意味だし、なんとなく似てるな~! っていう言葉が どさどさあるんですよ!

🎵  一例: accelerando (Italiano イタリア語・無理にカタカナにすると、アッチェレランド) → これは、速度に関して、音楽でも使う言葉。意味は 「だんだん速く💨💨💨」
       イタリア語って、単語ひとつでも「長い」のが多いですが(スペイン語も)、この単語の冒頭の部分をみてみると・・・
 🎵   accel → 日本語読みすると アクセル! 英語では、accelerate(加速する)っていう動詞(verb)や、acceleration(乗り物などの加速、促進)っていう名詞(noun)、車のアクセルペダルや、PC関連のCPU処理などを加速することもあらわす、accelerator っていう名詞(noun)もあります。

 イタリア語から、ドイツ語から、フランス語から、ラテン語から・・・ それより新しい言語の「英語」に取り入れられた言葉の数といったら ほぼ無限大!

 

まとめ

🎵 というわけで、音楽につかう言葉に触れると、いろいろな言語、そして 英語へヘンシンしていった言葉との つながりも 一緒にわかったりするんですよ~!

🎵 ニンゲンの記憶力って、何もしないと 少しずつ衰えていくけれど・・・
  へぇ~ こんな言葉が こんな風に使われて、 別の言語になると、こういう言葉になるのか~!?

🎵 手前みそですが、音楽しながら、興味をもって 語学も一緒に上達しちゃったら、これは お得だと思いませんか~!?

🎵 私も ひぇ~っ!というお歳になりましたが(笑)、音楽はじめ、植物や写真・・・のめり込むほど 好きなことが いろいろあるおかげで、これは 英語で説明するには どうすればいいかな? 何ていうのかな?
 いつも興味シンシンで 日々過ごしているので、おかげさまで、まだ ボケは大丈夫そうです。(たらーん!)

🎵 これからも、音楽×英語・・・もう少し 系統立てて ブログ記事にしていきたいと思います。

   この記事も また直すことになりそうですが、とりあえず 本日はこれにて。^^
       最後まで ごらんいただき、どうもありがとうございました。💗

   SEE YOU SOON !

 

 

 

 

 

 







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