音楽基礎講座:複音程って何~? の巻っ!
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ようこそ!「どらみあん」の庵主、どらみこと、柴垣節子です。
音楽×英会話のコラボ仕事を20年以上続けてきました。
新型コロナで世界が変わり・・
もう一度 自分を見つめ直した結果、
私の原点、音楽に大好きな花や自然、写真を掛け算して
動画作りなど、新しいチャレンジも始めました。
♪ 41歳、突然の心筋梗塞であわや!の危機。
大病して以来、毎朝、命あることに感謝。
一日を大切に、心こめて全力で生きる!がモットーです。
年齢を重ね、いろいろ乗り越えて、人生経験値は かなり高くなりました。
老後という言葉も、不安も吹き飛ばして笑顔で生きたい。
年齢や持病をいいわけにせず、
音楽、花、写真など 私にできることで、
あなたの人生を豊かにするお手伝いいたします。^^
複音程って、どういう意味なんだ~!?
🎵 こんにちは、どらみです!
本日のお題・・・複音程(ふくおんてい)。 さてはて どういうこっちゃ!?^^;
🎵 実は・・ネタバレすると、9度音程も「複音程」のひとつなんです。^^ 9度だけじゃないよん!
🎵 この記事を みていただくと・・・次のようなことがわかります。
- 複音程(ふくおんてい) という 言葉の意味がわかる。
- 英語で なんといえばよいかも わかる。
- 複音程(ふたつの音の 隔たり)の数え方、音程名にたどり着く方法がわかる。
- 複音程の音程名、ふた通りの呼び方が、ニホンゴと英語、両方わかる。
うれしかくんも 来てくれたので、一緒に みていこう~!^^
『 知らなかったことが わかると、ぼくも うれしか~!^^』
オクターブを 差し引いて 残りモノ? を見る^^
🎵 はいっ! 今日も 動画のお時間です。^^ やっぱり、実際に音を聴いてみる、
自分でも (🎹のような鍵盤じゃなくてもよいけれど) 音を出してみる、
書いてみる・・・ 耳で聴き、目で見て、手を動かす。 それが 新しいことを理解する
一番の近道ですよね。 それでは、どんな内容か ご覧くださいね~!
🎵 ⇓ 動画の中で 説明している 手描きボードです。
まとめ
🎵 はーい! 動画で説明したことを まとめますね。今日は ちょっとボリュームあるな^^💦
- 複音程とは? 1オクターブ(one octave 8度)を超える、大きな 2音同士の隔たりを 「複音程」(compound interval(s))と呼ぶ。
- 逆に1オクターブ(one octave) 以内に収まる 隔たり(1~8度)を、「単音程」(simple interval(s)) と呼ぶ。
- 「複音程」=1octave を超えている、とわかったら・・・まず、その音程から 1オクターブ分を差し引く。
- その時、下の音を1オクターブ上げてもよし、上の音を1オクターブ下げてもよい。
- 離れた音程から、1オクターブ(または、それ以上(2,3,4・・)オクターブ)分を差し引いた、 残りの音程(単音程)を 正確に判断する。
- 1オクターブを超える 「複音程」でも、長短増減、完全、重増、重減の quality(内わけ)は変わらない。
- 複音程の呼び方は 2種類。
- ひとつは、1octave=8度 から、9、10、11、12・・・と順番に number(度数)を大きくしていき、それに 長短増減、完全、重増、重減(M, m, A, d, P・・・)をつけて M9(長9度)のような呼び方。
- もうひとつは、〇オクターブと 長3度、というような言い方。〇オクターブ+何度、といい表す。英語では、たとえば、 1octave and (or + plus) minor 3rd (1オクターブと短3度)のように。。
- 1octave =8度。けれど、2オクターブは 8×2=16にならないことに注意! 動画の中で、🎹の鍵盤を順番にたどっていくと、9、10、11、12、13、14、15度 が 2オクターブ目になること、わかっていただけたと思う。
- 1オクターブ+(単音程)の場合は、「残りモノ」の単音程(P5のような)に、「7」を足すと、P12(完全12度)のように、すぐに 大きな数で表す音程名にたどりつける。(1オクターブは8度だけれど、8を足さず、「7」を足すことに注意! 同様に 2オクターブ超えている時は、残りモノの単音程に、15を足すと、大きな数の音程名に すぐたどり着ける。
🎵 説明ボードの最後の小節・・・「?」がついている・・quiz ^^
★ 音程名にたどり着く手順 ★
1.低いGから 2オクターブ・・・更に もう少し、と見た目で「複音程」と判断。
2.2オクターブ分を 先に 差し引いてしまう。
3.残りモノの単音程を見る。 G - B♭ この音程がわかればよい。
4. G - B♭ = 見た目 3度。number は 「3」。
5. この音程のquality (内わけ)を見る。 幹音同士 G – Bなら、M3(長3度)。
6. けれど、上の音、Bに♭がついているため、音程としては、「半音分狭くなる」→ 長3度から半音狭まる。
7. 長(major)音程から半音狭まる → 短(minor)。よって 残りモノ単音程は「短3度 minor third =m3」
8. よって、この大きな音程は、2オクターブ + 短3度 (2 octaves + minor third (m3)) または、
m3に 2オクターブ分の数字「15」を足して、m18 (短18度)。どちらも正解!^^
🎵 いかがでしょう? 音楽のしくみって、まったく何も知らない〇の状態から、ほんとうに地味に、
ひとつずつ知識を積み重ねていくんですが・・・。 ひとつの知識、言葉が理解できると、
それを「次の新しいこと」に活かせるんですよね。 小さなパーツを理解して、次に進む。
一番最初から みたら、別な景色が見えるようになっているんじゃないかなと思います。
🎵 音程編は、あとひとつ、「音程の転回」 という項目で終了です。(4度~の練習問題を またどこかでやるかもしれませんが、音程のことは これから音階、和音・・ 常に 必須アイテム!の武器なので、
手放さないように、あやしいかな? と思ったら、その都度、過去の動画や記事に戻って、
あ、これでよかったんだ! と安心して 次に進んでほしいな~と思います。^^
最後まで ご覧いただき、どうもありがとうございました。 またお会いしましょう!
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